味噌商 秋田屋

先代が大仙市神宮寺

「やりたくない仕事はやれない人」になってしまった富永喜三さんが味噌商を継いだ理由ー森まゆみの「谷根千ずっとあるお店」vol.23

根津に佇む昔ながらの雰囲気が漂う味噌屋「秋田屋」。その店舗の佇まいは、まるで昭和の軒先にタイムスリップしたようで、ロケハンをしたくなるほど素敵な雰囲気が漂っています。

最近、細菌腸活トレンドの影響で、お味噌専門店が商店街で頑張り、プチ活況の兆しを見せている中、かやのそとに位置する秋田屋は、業販と小売りが半々という珍しい味噌屋さんです。その存在感は、貴重と言えるでしょう。

店舗の名前から北の風味を連想しがちですが、実際の味は裏切られることでしょう。優しい京風とも表現される味わいは、豆の旨味を邪魔しないアワセ味噌のBlendが特徴で、これからの料理の素材としての活用が楽しみなお味噌です。

根津駅から徒歩五分圏内に位置するため、アクセスも便利。商店街のアーケードを通り抜ければ、暑さや寒さから身を守りながら、量り売りの本物の味噌を手に入れることができます。

口コミからも、秋田屋の佇まいや良心的な価格、代々営まれている昔ながらの味噌屋としての貴重さが伝わってきます。昭和感を感じる味噌屋さんは、都内でのお買い物の途中に訪れてみる価値がありそうです。

また、帰り道には根津駅側に行列のできるパン屋さんや、外国人シェフがいるトスカーナ家庭料理屋、おフランス系のお菓子店など、美味しいものが点在しています。神社仏閣も好きな方には根津神社が最寄りで、観光も楽しめるエリアです。

秋田屋の記事を知ってから訪れると、お店の方との会話も弾むことでしょう。是非、グルメとしての旅行や味噌の魅力を追求する冒険を楽しんでみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です